信用情報機関から開示された情報はどう読めばよいのですか?
開示された情報というのは、信用情報機関によって書式が異なるのですが、基本的には、次のような情報が記録されています。
■どこからいくら借りているのか
■返済の残高
■どこから照会があったのか
ちなみに、開示見本では、契約情報としていつどこから借りたのか、また毎月の返済額と返済残高が記録されています。
その下に、照会情報としてどこからの情報の照会が行われたのかが示されています。
金融機関はこれらの情報を総合して、顧客が多重債務に陥っていないかや、返済が順調に行われているかなどを判断して融資の決定を行います。
自己破産などをするとどうなるのですか?
もし自己破産などの法的整理をすると、いわゆるブラックリストに入れられます。そして、信用情報機関を利用しているきちんとした金融機関からは、融資が受けられなくなります。
闇金融などの審査には使われないのですか?
闇金融などの悪質な金融機関では、これを逆手にとって、多重債務者に対して法外な金利で貸し付けを行ったり、買取屋などは実際にはこれらの信用情報機関を利用していないのに、あたかも信用情報機関を利用したかのように振舞ったりしているようです。
これらの悪質な金融機関に共通なのは、あたかも信用情報機関を利用したかに見せかけて「独自の審査」を行うと謳っていることです。
なので、この「独自の審査」という謳い文句のある金融業者については注意が必要です。 |