キャッシング・ローンの法律ガイド


返済が苦しくなったら?

借金の返済は早いほうがよい?

借りたお金は早く返してしまいたいところです。

特に借金というのは、返済が長くなるに従って利息もかかってきますから、早めに返してしまうほうが経済的にも精神的にも健全です。

さて、融資を受ける際に毎月の返済額を決めますが、この額というのは最低の額ですので、実際にはそれ以上の額を返済したいものです。

多重債務の果てに自己破産などという道をたどらないためにも、確実な返済計画を立てるようにしましょう。

返済が苦しくなったら?

もし、今月の返済が苦しい、ということになってしまったら、早めに消費者金融業者にその旨を連絡するようにしましょう。

業者によっては、延滞利息をとらずに1か月待ってくれるケースもあります。

業者にとって最もいやなものは、破産などによる貸し倒れですから、破産を回避するために協力的になってくれるようです。

それでも、今後も返済が滞るようであれば、自己破産ではなく、任意整理という方法を検討してみるのもよいかもしれません。

というのは、弁護士が介在した場合には、利息制限法という法律によって、金利が最大でも20%に制限されるからです。

一般に消費者金融はこの利息制限法から法定金利の29.2%の間に金利を設定しているので、利息制限法により過払いとなった部分については取り戻すことができるのです。


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